2015年8月、ワークショップ3日間のご報告

インテンショナルピアサポート(IPS)とオープンダイアログが出会う場所
2015年8月21日~23日に、3日間ワークショップがありました。
内容を忘れないうちにまとめてみました。

【1日目】
・クロークに荷物(肩書や役割)を預ける瞑想からスタート
・シンギングボールの音を聞きながら瞑想
・4~5人のグループで、どんな感じがしているか話す
・「今回どうして参加しようと思いましたか?」など、全体で話す。
・呼吸に意識を向ける時間、と、太極拳

・IPSのこと、オープンダイアログのこと、企画者の見聞きしたことや想いを話す
・その流れで、全体で話をする
・手の感覚を感じるワーク、と、太極拳

【2日目】
・呼吸に意識をむける
・シンギングボールの音を聴く
・4人組みで対話、一人ずつ一番話したいことを決めて話し、他の人は言葉を発さずに聴いてみる
・マインドフルネス

・石を手にとって持ちながらマインドフルネス、どんな感覚?
・一人の話をみんなで聴く、心が揺さぶられるような話を聴いたときの感じを味わう、その時に何か会話をするとしたら?
・3人組になり、話す人、聴く人、2人を見守る人になり、開かれた会話をしてみる
→役割を交代してどのパートの感じも味わってみる
・マインドフルネス
・太極拳

○17:00~19:00スペシャル企画の勉強会
・資料の文章を読んで、思ったことをみんなで話す
とても辛い状況を経験している時に一緒に過ごしたことや、
それぞれの立場や状況での想いなど、
ポツンポツンと話が広がっていく感じが印象的でした。

【3日目】
・マインドフルネス
・腰痛体操、と、太極拳
・3人での対話を、みんなで聴いてみる
・全体で話、「みんなで揺れてもいいんじゃないか」という言葉が印象的

・10人前後のグループで対話する、
 3日間で心に響いたこと、印象に残っていること、話をしたいことなど
・全体で感想など
・しめの太極拳


今回は会場にゴザをひいて、イグサの香りが漂う3日間でした。
35名と大勢でしたが、ゴザに座ると人が多いという感じはなく、
とてもゆったりした雰囲気だったと思います。

「ただ、それだけのこと」という文字が、いくつか壁に貼ってあって、
ことあるごとに目に飛び込んでくるのですが、
同じ言葉なのに、見るたびに印象が違ってくるのがおもしろかったです。

太極拳や、身体のバランスを動きながら自分で整えるという時間が、頻繁にありました。
腰が痛くなってきた頃に腰痛体操もあって、ありがたかったです。
何を伝えたらよいか?と頭で考えそうになった時、
身体を動かしたり、呼吸に意識を向けたりすると、
頭にこびりついた何かが、スーっと下に降りるような?

頭ががんじがらめになると、自然と身体も固まってしまうんだな、
ということも、実感した3日間でした。