2016年5月22日(日)勉強会のご報告

5月22日(日)の10時-12時に、東京の月例の意図的なピアサポート(IPS)の勉強会がありました。
とてもいいお天気で、勉強会の休憩時間を長めに取り、銘々に外を歩いたりしました。気持ちよかったです。

今回の勉強会では、太極拳を神田さんに教えてもらいながら、重心の上下や前後を感じる、重心が下にある感じ、腕に気が通る感じなど、身体を感じました。
その感じが、フラットな自分、ニュートラルな自分なんだなぁ、と、体感しまして、その後にIPSのワークブックの内容(トラウマと衝突)を話し合いながら、頭に血がのぼったり、できごとに反応してしまったりしたことに気付いたときに、その体感に戻れると良さそうですねぇ、などと話をしました。

次回以降の予定は
6月19日(日)10-12時
7月10日(日)10-12時
場所:東京大学医学部3号館S102
地図:http://bit.ly/hVR5pV
です。

以下は、5月のIPSの東京での勉強会で用いたアジェンダ(進行)です。

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IPS(インテンショナルピアサポート)東京での勉強会
日時:2016年5月22日(日)10:00-12:00 場所:東京大学医学部3号館S102

1.チェックイン(10:00~10:20)
  • 呼んで欲しい名前
  • 何に動かされてここに来ましたか?

  • 2.前回4月の振り返り(10:20~10:30)
    前回:「衝突」続き(5巻 p.5-6)

    3.静かな時間を味わう や 太極拳(10:30~10:55) 
  • 息を吸って、息を吸っていることに気付く。息を吐いて、息を吐いていることに気付く。
  • 息をコントロールしなくて良い、ありのままの呼吸を感じ取る。
  • ただ受け取る。「沈黙」と共に過ごす。自分の心の声に耳を傾ける。室内でもどこでも。
  • できれば、頭を空っぽにして、体の声を聴いてみられるような?


  • ~休憩~

    4.第6章「衝突」続き トラウマの再演と衝突  (11:05~11:45) (5巻 p.6-7)
    トラウマの再演とはどういうことでしょうか?それはいろいろなレベルで起こります。たとえば、とても混乱させられ、 ひどく否定的な経験をしてきたとき、私たちは、それに意味 づけをし、そのときに出来る最善のやり方で対応します。家 庭内の暴力について、それが「普通の家族力動」とされている状況についてお話したことを覚えていますか?多分、その とき、それに対処するために、息をひそめ、人からは見えないものになっているかのようにさえ感じたかもしれません。 私たちは、もし、自分が消えてしまえば、暴力はなくなると 思ったのです。
    そうして、誰かが大きな声を出し、侮蔑しているように感じ るとき、もう少し静かにしてもらうように頼んだり、それは どういう意味なのかと聞き返しても、全く問題ではないのか もしれないのに、私たちは黙り込み、自分は見えないものだ と信じ、消え去ろうとします。これは、昔の状況を思い起こさせる現在の状況への、昔の反応なのです。

    ✍必ずしも現在の状況には当てはまらないやり方で、あなたが反応してしまう状況は、どんな種類のものがあるか思いつきますか?(たとえ ば、どんな形の衝突でも、それが起きるとあなたが“消える”という ような)なぜ、そうしようとするでしょうか?  

    5.勉強会の感想(11:45~12:00)
    •今日、心に響いた事、印象に残っていることはありますか?

    次回:2016年6月19日(日)10:00~12:00    場所:東京大学医学部3号館S102